上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
先日 いただいたメール。 ブログへの掲載を快く了承してくださったので ご紹介します。 (前略) 昨日、主人が枇杷の葉を一杯袋に入れて帰宅して来ました。 熱海の実家に行く国道沿いに大きな枇杷の木があるな〜と通る度に気になっていた所を訪ねて頂いてきたようです。持主の方がちょうど農作業をしていたそうで事情を話したら快く沢山取って行きなさいと... お知り合いの方で半年の余命宣告をされ枇杷の葉温灸をして15年も元気でおられる方がいて枇杷の葉を送ってあげているとの事。ハッサクやらサマーオレンジも沢山頂いて嬉しかったようです。 幾ら私達が大丈夫と励ましても主人にしてみれば上部だけの慰めに過ぎないと思いますが同じ境遇の方のリアルな話を耳に出来た方が素直に気持ちに入り込み凄い励ましのパワーになるのだと昨日の主人の様子から伺えました。早速、枇杷の葉温灸をして上げました(^^) 抗がん剤も3週間おきになり体調が良い日が増えた事で食欲も増し良いのか悪いのかメタボ体型が復活しつつあります(笑)。 ガンが分かってから今まで寒い時期で自然とTVを見る時間が多くなり気のせいか芸能人の方がガンで...とか、触れて欲しくない内容の情報番組が目に着いてしまい気持ちが滅入ってしまっていましたが行動し易い陽気となり休みの日は猫の額程の庭の手入れなどして過ごす事が出来るのでホッとしています。(後略) 当院にいらっしゃる前から奥様がご主人様にびわの葉温灸をしていらっしゃり 自己流なのでやり方をきちんと教えてほしいと お二人で来院されました。 実はその一度しかお会いしていないのですが その2時間弱の間に お二人が愛情深くお互いを思いやっていらっしゃることがびんびん伝わってきて 私はすっかり二人のファンになってしまいました。 私が皆様におすすめしまくっている増富温泉にも定期的に足を運ばれていて 色々教えていただきました。 (しつこいですが 増富温泉 おすすめです。機会があればぜひ!) 「同じ境遇の方のリアルな話を耳に出来た方が素直に気持ちに入り込み凄い励ましのパワーになる」という 奥様の言葉 私もそのとおりだと思います。 「お知り合いの方で半年の余命宣告をされ枇杷の葉温灸をして15年も元気でおられる方がいて」とのことですが 本当にそういうケースは たっくさんあるのです。 ご家族、ご友人に がんに限らず難しいといわれる病気で恐れや不安の中におられる方がいたら こういう話をどんどんしていただきたいと思います。 本もブログも、自分がこうなるといいな とか 家族や大事な人がこうなっていくといいな と思える内容のものを 意識的に選ばれることをおすすめします。 これは いい意味での洗脳です。 参考までに おすすめの本 以前もご紹介しましたが がんが消えた がんが自然に治る生き方 喜びから人生を生きる また がんと診断されたり 余命宣告をうけても 元気にやってるよ という方や そのご家族、ご友人の方は その事実をどんどん発信してほしいと思います。 それによって励まされる方がどんなに多いことか。 もちろん 誰もにフィットする治療というのは今のところ見つかっていない以上 「このお手当てがきいた」「この食事がよかった」「この治療が良かった」ということを 人に強要してはいけないけれど 成功体験をあくまでも個人の経験として語ることは意義のあることだと思います。 (受け止める側も 聞いた話はあくまでも一例であるということは肝に銘じつつ 自分も あるいは自分たちも 成功体験を語る側になろうという意識でいてほしいと思います) 一方で 知り合いの方や 芸能人の 治療がうまくいかなかったケースについて語ることには 注意を払って払いすぎることはない!!と感じています。 治りたいと願っている人、治ってほしいと願っている人にとって その情報が本当にメリットがあるのか。。 不安や恐怖を増幅させるだけなら口にしないほうがいいと私は思います。 非常に高額な治療やサプリや 自分の価値観ではあやしいと思われる治療を選択しようとしている方がいて それが自分にとって大事な家族や友人だったら 客観的な視点から 意見を述べることは必要かもしれません。 ただ信じる者は救われる という真理もあります。 そこの兼ね合いは それぞれの関係性によって変わってくるでしょう。 一概にはいえません。 結局のところ 何が正しくて何が間違っているかという問題ではないのですが ご本人も ご家族も ご友人も どこに意識を向け 何をどんなふうに語るか が 心と身体に大きな影響を与えるのは事実です。 最後に最近 治療院でも毎日話題になっていた事について。。。 医者の誤診でがんの発見が遅れ手遅れになり命を落とした俳優さんの報道が最近ありました。 ネット上でもかなりとりざたされていましたが そのとき同じページの端にでていたのは 「著名人の死から考える保険会社の選び方」という広告。。。 彼の死を伝えるワイドショーの合間に流れるCMは保険会社や製薬会社のもの… 意図的にそういう情報を流すことで利益を得ている人たちもいるという視点はもっていていいと思います。 もちろん彼は才能豊かな方で まだ若く とても残念ですが 彼のケースはあくまでも彼のケースです。 本当は がんの発見が遅れ 手遅れと言われたけれど そこから色々調べて 現代医療以外の道で命拾いしたという人のケースも沢山あるのです。 このお手紙にもあるように 多くの方がマスコミが流す情報によって メンタル面で大きな影響をうけていらっしゃると思いますが 人は人 自分は自分 自分は治る という気持ちを貫いてほしいと心から願っています。 |
久しぶりに 自由が丘の聡哲鍼灸院に足を運び 師匠である 聡哲先生と貴重な時間をすごしました。 聡哲先生とは不思議な 有難いご縁で この7年近く がん治療に関するありとあらゆることを一から教えていただいてきました。 そして生き方、考え方、魂のことも。 聡哲先生なくして いまの如水はありえません。 (そもそも全くその気がなかった私を開業まで導いてくださったのが他でもない聡哲先生です) 聡哲先生は ご縁をいただいたとき すでにがん治療に関して相当の知識と経験をおもちでしたが その後の7年間でも さらに新たな手法や技術を学ばれ それを柔軟に治療にとりいれられて 治療内容がより充実していっています。 そして 相当な時間とお金をかけて学ばれたことを 惜しみなくシェアしてくださいます。 それは そのことによって より多くの人が救われることを望んでいらっしゃるからだとわかるので 私も有難く甘えさせてもらって 師匠から伝授していただいたことを治療にどんどんとりれています。 今回は 最近 聡哲先生が治療にアロマをとりいれ 効果をあげているというお話を伺い 実際にそれを体験させてくださいました。 それがちょっと独特な使い方で なんともいえない不思議な感覚でした。 (このアロマのことについては 別記事で後日・・・) そして 限られた時間の中でいっぱいお話しました。 そのお話の中で 私が大きく心(というか魂!!)をゆすぶられたのは 「患者さんを治したい。治せる気がする。治すつもりで治療する」 と聡哲先生が口にされたこと。 これは私からしたら 天地がひっくりかえるような 衝撃の言葉! なぜなら 私が開業する前に 聡哲先生にいただいたお言葉は 「患者さんを治そうなんて思わなくていい。お手伝いするだけ。 治すのは患者さん自身なんだから 自分が治してやろうなんて おこがましい 僕だって患者さん治せないですよ でも できることをやらせてもらって 自分が知っていることはお伝えするだけ それ以下でもそれ以上でもない」 言葉は違うかもしれないけれど そういう内容でした。 私はそれを胸に刻み込んでここま歩んできて ここにきて 真逆ともとれるような発言。。 でも すぐ わかったのは 表現が変わっただけで 聡哲先生の魂の声は ずっとかわらないこと。 苦しんでいる人が目の前にいたら 救いの手を差し伸べたい 自分がお役にたてるなら 喜んで… そういう姿勢。 ただ 聡哲先生ご自身が 私とは比べ物にならない多くの患者さんを診てこられて 言葉ではいいつくせない葛藤をのりこえて 今 前述した言葉を 口にされたということは とてつもなく大きな意味があること。 本当は治ってほしいけど いくらこちらがそのつもりで治療していてもどうにもならないこともある いくらこちらが最善をつくしても空回りに思えるようなこともある 自分が治してやるなんておこがましいし 逆にご本人が治してくださいと他力本願では治るものも治らない 臨床の中で やるせない気持ちになることもあるし 自分の無能感を味わうこともある。 でも 少しでも症状や病気が改善した時の喜び こちらの想いが相手に伝わって調和したときの感動と感謝は それこそ いいつくせない。 そういういろんなことが 聡哲先生の力強い言葉に集約されていることが瞬時にわかりました。 そして 都合よく解釈させてもらえば 私が今 そういう言葉を 尊敬して信頼している大好きな師匠の言葉として与えられたということは 私も もう 本当の願いをストレートに口にだす段階にきたんだと 。 もちろん師匠とは違う人間だから表現は違うけれど。 まず大前提として 治ってほしい。 だから その人は治る力があると信じる そこまでは今までも口にしてきたことですが さらに 私の治療が その人が治っていくために必要なことなんだと信じる その人が治るために今 必要なものを 私が持っているから その人は目の前に現れたんだと。 え いままでそうじゃなかったの と つっこまれそうです。。 もちろんそのつもりでいました。 でも 口にできない自分がいました。 もう その段階は卒業。 実際 口にして こうして ブログにも書いたので覚悟が定まりました。 聡哲先生の足元にも及ばないけれど もちろん 私も 治すための知識もスキルを もっと向上させるべく精進します。 私の魂にゆさぶりをかけて こんな想いにさせてくださった 聡哲先生に感謝。 そして 私が治療にたずさわっていけるのは 相手あってのこと 如水に足を運んでくださる方にも感謝です。 |
Author:josui888